建築写真撮影で工夫する事|シフトレンズによる構図の制御

昨日、建築物を撮影する時の縦方向の記事を書きましたが、

今日の竣工写真撮影で考えるのは横方向の事

例えば、変形地で建物の正面真ん中に立てない時、

こんな構図になってしまいがちだと思います

日中、変形地に建つ住宅の外観。建物の中心から外れた位置から斜めにカメラを向けたため、壁面がパースによって傾いている状態

斜めってますね、でも全景を撮りたい、撮らなきゃいけない

そんな時は、建築写真家用とも言われている特殊なレンズを使います。

上の写真の場合、リビングの正面にたつしかないのですが、そこで建物に正対した場合、リビングが中央にくるので、左手は切れて写らない、右手のお隣様が半分に近いところまで入ってしまう…

そうですよね

で、リビングの前、正面に立ち、左手へ光軸をシフトしてあげるとこうなります。

日中、シフトレンズを用いて建物に正対した状態で左側へ光軸をずらし、パースの歪みを抑えて水平垂直に捉えた平屋住宅の外観全景

どうでしょう

まるで現場に立って見ているような感じなっていませんか?

背の高い建物には縦方向、横方向を考えれば、ワイドで撮ってトリミングしたり、編集ソフト使わなくたって良い結果になってきます。

縦と横、さぁ次は?

建築写真家の頭の中とか、面白いと思ってくれるかなー


architects:株式会社 家zou

Photography:近藤雅美

 

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