吹き抜けに架かる太い梁と木肌を写した、豊橋市の住宅建築写真

愛知県豊橋市の木造住宅で吹き抜けに架かる太い梁を写した建築写真

愛知県豊橋市で、木造住宅の建築写真撮影を行いました。

この建物でまず目を引いたのは、吹き抜けに架かる太い梁でした。
見上げた時の迫力も圧巻でしたが、2階から吹き抜けを見下ろした時に見える梁の表情も、とても美しいものでした。

豊橋市の木造住宅で2階から吹き抜けと梁を見渡す建築写真

梁は、ただ構造としてそこにあるだけではありません。
空間の中に大きな線をつくり、視線を上へ導き、木の質感や手仕事の跡を感じさせてくれます。

撮影中に何度も見ていたのは、梁そのものの太さだけではなく、木肌に残る光と影でした。
光が触れる部分と、少し暗く沈む部分。
その差によって、木の表情が静かに立ち上がって見えます。

吹き抜けを見上げた時に立ち上がる梁の迫力

1階から吹き抜けを見上げると、太い梁が空間の上部を大きく横切っています。

木の梁、柱、勾配天井、2階の手すり。
それぞれの線が重なり、視線が自然に上へ向かいます。

この場所では、梁の迫力をただ大きく見せるだけではなく、LDK全体の中で梁がどのように空間を支えているのかを意識しました。
キッチン、ダイニング、階段、吹き抜けがひとつの空間の中にあり、その上に太い梁が架かっている。
その関係が伝わる位置から撮影しています。

建築写真撮影では、広さだけを写すと、素材の存在感が弱くなることがあります。
反対に梁だけに寄りすぎると、建物全体の構成が見えなくなります。

この住宅では、木の量感と空間の抜けを同時に見せることが大切だと感じました。

見下ろした時に見える梁の美しさ

吹き抜けの梁は、下から見上げるだけでなく、2階から見下ろした時にも美しく見えました。

2階の手すり越しに見ると、梁が床や天井と重なり、木の線が奥へ続いていきます。
見上げる時とは違い、少し静かで落ち着いた見え方になります。

この写真では、梁の上面に残る光と、吹き抜けの下へ落ちていく暗さの差を意識しました。
手すり、床、梁、柱が重なることで、空間に奥行きが生まれます。

木造住宅の竣工写真では、構造材をどう写すかで建物の印象が大きく変わります。
梁を力強く見せるだけではなく、そこに触れたくなるような木肌の表情まで伝えたいと考えました。

木肌に残る光と影

木肌に残る光と影を近くから写した豊橋市の住宅建築写真

近くで見ると、梁の木肌に光が触れ、木目の深い部分に影が残っていました。

明るく光を受ける部分と、少し暗く沈む部分。
その差によって、木の表情が立ち上がって見えます。

この場面では、梁を構造の説明として撮るのではなく、木肌の表情そのものを写すことを意識しました。
木は均一な素材ではありません。
同じ梁の中にも、光を受ける部分と、影の中で深く沈む部分があります。

建築写真では、素材を明るく均一に見せるだけでは、その質感が弱くなることがあります。
この梁は、木肌に残る影を写すことで、木の重さや手触りが伝わると感じました。

梁と照明がつくる立体感

吹き抜けには、梁に沿うように照明が配置されています。

照明の小さな光が、木の面を部分的に照らし、梁の奥行きを浮かび上がらせています。
強い光ではありませんが、木の表情を見せるために必要な明るさが置かれていました。

撮影では、照明器具だけが目立ちすぎないように注意しました。
大切なのは、照明そのものではなく、その光が梁や天井にどう触れているかです。

梁の重なり、天井の勾配、2階の手すり。
それらが光によって少しずつ見えてくることで、吹き抜けの立体感が伝わります。

木に包まれるLDK

木の梁と黒いキッチンが調和する豊橋市の住宅LDK建築写真

この住宅のLDKは、床、柱、梁、天井まで、木の存在感が強く感じられる空間でした。

キッチンの黒い面が、木の空間を引き締めています。
明るい木の床、太い梁、勾配天井、手すり。
そこに黒いキッチンが入ることで、空間全体に落ち着いた重心が生まれています。

建築写真撮影では、木の温かさだけに寄せすぎると、空間が甘く見えることがあります。
この住宅では、木の量感と、黒いキッチンの引き締まった印象を一緒に写すことで、空間の強さが伝わると感じました。

木の家という言葉だけでは伝わらない、梁の重さ、床の広がり、吹き抜けの高さ。
それらが一枚の写真の中で自然につながるように撮影しています。

暗さの先に見える木の空間

暗い廊下の先に吹き抜けの木造空間が見える豊橋市の住宅建築写真

廊下の暗がりから吹き抜けを見ると、奥に木の空間が浮かび上がっていました。

手前は暗く、奥の窓から入る光が床に反射しています。
その奥に、手すりや梁、柱が重なって見える。
明るく全体を見せる写真とは違い、視線が自然に奥へ進む場面でした。

こうした写真は、建物を説明するための写真というより、実際に歩いた時の感覚を残す写真です。
暗い場所から明るい場所へ向かう。
低い視線から、吹き抜けのある空間へ抜けていく。

建築写真家としては、このような視線の移り変わりも大切にしたいと考えています。
建物は一枚の正面写真だけで伝わるものではなく、歩くことで少しずつ見え方が変わっていきます。

豊橋市の建築写真として見た木造住宅の梁

今回の豊橋市での建築写真撮影では、吹き抜けに架かる太い梁を中心に、木の質感と空間のつながりを意識しました。

見上げた時の迫力。
2階から見下ろした時の美しさ。

吹き抜けから見下ろした木の梁を写す豊橋市の建築写真

木肌に残る光と影。
木に包まれるLDKの落ち着き。

竣工写真は、完成した建物を記録するためだけの写真ではありません。
設計者がどこに梁を見せ、どこに視線を抜き、どの素材を空間の中心に据えようとしたのか。
その意図を現場で読み取り、写真として伝えることが、建築写真の仕事だと考えています。

そうして残された写真は、施工事例、Webサイト、SNS、会社案内、営業資料などで、長く使われる写真資産になります。

愛知県豊橋市をはじめ、愛知・岐阜・三重で建築写真撮影、竣工写真撮影をご検討の設計事務所、工務店、住宅会社、建築会社の方は、お気軽にご相談ください。
建築カメラマンをお探しの場合も、撮影内容に合わせてご提案いたします。

設計・施工:堀田建築株式会社
  →https://www.hotta-k.net

写真:建築写真家 近藤雅美

建築写真撮影・竣工写真撮影については、下記ページもご覧ください。

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